ケンブリッジCELTAのTeaching Practiceの流れを解説します

 

世界で最も認知されている英語講師資格であるケンブリッジCELTAを取得するには4週間のコースを修了する必要があります。そして、この4週間の中で下記の全12回の評価を得ることになります。そして、これらのスコアが最終成績に反映されます。

 

Teaching Practice 8回

Assignment 4本

 

確かにアサインメントを落とすと再提出のために余分に時間と労力を取られるので大変なのですが、なんと言っても重要なのはTeaching Practice (TP)という実習授業なのです。

 

とても極端な言い方ですが、全8回あるTPの内、最後の8回目のTPで合格点を取れればCELTAはパスできると思います。ということで、この記事ではCELTAのTPとはどういうものか?どのようなプロセスでTPは行われるのか?について詳しく解説していきます。

 

1. Teaching Point

 

ここでTPに関する基本情報を整理します。

・TPは週2回、4週間で8回行います

・TPは1回45分・Elementary 4回、Intermediate 4回

・使用するテキストはElementaryは『Empower』,  Intermediate は『Face2Face』

・授業はグループ授業(個人的経験では最大11名、最小4名)

・トレーナー(教官)と他のチームメンバー(5人のチームで運営)はオブザーバーで参加

・教える科目はSpeaking, Writing, Listening, Reading, Vocabulary, Function, Grammar。この中でGrammarは期間中2回教えることが求められます

 

 

TPのスタートは、Teaching Pointの受領に始まります。これはCELTAコース中に情報共有をするプラットフォームに投稿されるので自分でチェックします。

 

下記は実際に私が受領した2回目のTPのTeaching Pointです。第1週の1回目と2回目は下記のように詳細に指示がでますが、最終の4週目の7回目と8回目は何もありません。「何を教えるか」から自分で決めることが求められます。

 

 

 

. Lesson Plan

 

次にTPをベースに自分でレッスンプランを作ります。ここがTPの肝です。合格ラインのTPを作ることができれば、あとはプランの通り実践するだけなので楽です。もう一度言いますね、ここが最大のポイントです。

 

Lesson Planにはフォーマットがあるのでそれを埋めていくだけですが、コツは優秀だと思ったクラスメートのレッスンプランを共有して貰い良い意味でパクることです。私は早々に「優秀だな」と思ったオーストラリア人のレッスンプランを貰い、しばらくは彼のフォーマットに従いました。結果的には彼も私も、成績上位30%に入るPassBを獲得することができました(Thanks!, Aonthony!)

 

下記は私が実際に作成したTPのレッスンPlanの一部です。いま読み返してみてもLesson Planの作成にはコツがたくさんありますね。

 

 

 

. ALP (Assisted Lesson Preparation)

 

要はTutorとの事前面談です。Totorの他に同日にTPを行うクラスメートも参加します。私の場合は、オーストラリア人とシンガポール人の2人と一緒でした。1時間あるALPを3人で共有する感じです。

 

ALPはTPの前日に行います。ここでTutorからOKが出れば安心です。一方でダメ出しが出るとTP直前まで苦労することになります。実際に多くの人が苦労していました。

 

私の場合は概ねここで良い結果が得られたのですが、一度、tutorの指示が理解できずに困ったことがありました。これは完全に私の英語力の欠如が原因でした。多くの情報を短時間に一気に浴びせられるとこんなこともあります。私は、正直に「理解できなかった」旨をクラスメートに告げ、助け乞いました。仲間って本当にありがたい存在ですね。

 

私がALPを上手に乗り切れた要因はしっかり準備したことにあります。慣れてきた3回目以降は、パワーポイントを使い自分のレッスンプランをプレゼンしました。これは効果的でした。最後のALPの時は、That’s great. Any questions?で私のALPは終わりました(笑)。

 

. TP本番

 

完成したレッスンプランをTutorに渡し、教室の設営からTPは始まります。席の配置やプロジェクターの準備、配布資料の印刷等、それなりに細々とした手続きに意外と時間を取られます。

 

服装はジャケットは着ないまでも、男性は襟シャツにネクタイ着用でした。そして、TPは授業が始まる前の生徒とのスモールトークから始まります。

 

TPのコツを書き出したら止まらなくなるので、ここでは割愛します。ただ一点、最も分かりやすいポイントをあげるとすればそれは「タイムマネジメント」ですね。

 

下記は実際のTPの写真ではないのですが、イメージとしてはこんな感じです。

 

 

. Self-evaluation sheet 

 

自分のTPが終わったら、自己評価を記入します。これもフォーマットが決まっています。まあ、これはそんなに難しくありません。

 

添付は全8回のうち、自分としては最悪だった2回目のTPについての私の実際の自己評価シートです。

 

 

. TP feedback session

 

tutorとグループメンバー5人の計6人で、最長で1時間半ほど議論します。各自のTPに対しそれぞれが意見を言い、議論に発展します。スタイルはどのTutorも一緒ですが、時間の長さはTutorにより異なります。私は期間中3人のTutorと付き合ったのですが、長いTutorは毎回1時間半以上、短いTutorはものの20分で終わったものでした(笑い)。

 

こんな感じで各自のTPを検証していきます。

 

 

 

. Tutorからのフィードバック

 

最後にTutorからの評価が与えられるます。評価シートは2枚あり、1枚はTutorからのコメントで「達成できたこと」「アクションプラン」「アドバイス」等が記載されています。さすがに良く訓練されたトレーナー達で鋭い視点で書かれていました。

 

もう1枚は、定量的な評価で40個の項目で3段階の評価が下されます。個別の項目でNot to Standardを貰って落ちこんでいる人もいましたが、最終的には、総合評価としてStandardが取れれば大丈夫です。

 

 

以上が、CELTAコースのメインとなるTPの流れです。

 

 

最後に、下記の動画でもCELTAのTPについて話していますので、良かったらご覧になってください。

 

 

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